ネット証券と店舗型証券の違い

何が違う?「店舗証券」と「ネット証券」

ネット証券と店舗型証券の違いはなんと言っても、手数料でしょう。

株は売買する際に、取引手数料が発生します。買った値段と売った値段の差額が利益ですから、売買の際の経費は安ければ安いほど利益が多くなります。

たとえば50万円分の株を買うための手数料は、店舗型証券では約6500円、ネット証券では450円ほどです。ネット証券は店舗型証券の1/10程度の取引手数料で済みます。

また、店舗型証券の場合、口座開設すると口座管理料が3000円ほどかかりますが、ネット証券は無料です。ただし、ネット証券では店舗型証券のように、投資に関する相談などは対応してくれません。

ですから、以下のような投資家が店舗型証券を利用しているようです。

▼店舗証券を利用する人のタイプ

  • 投資に関するアドバイスがほしい
  • 担当者とコミュニケーションをとりながら資産運用をしたい
  • 情報を収集する時間がないから、よい情報が入ったときに連絡がほしい
  • PCは不慣れだから、電話や対面で取引をしたい
  • 店舗型証券から情報を得て、実際の売買はネット証券で行う

店舗型の最大の魅力は担当者のアドバイス

店舗型証券は担当者がつき、投資アドバイスを受けたり相談したりできることを考慮すると、手数料が高いとは言えないでしょう。

ただし、優遇されるのは資産のある富裕層や法人というのが実情です。IPOブームのとき、5000万円以上の預かりがあれば当選しやすい、といった話を聞いたことがあります。
(※IPO:未上場の会社が株式を公開するときに優先的に株を買うことができる制度)

また、3回の取引までは良い銘柄を紹介して儲けさせ、4回目以降は、証券会社の都合による銘柄を売買させるといった裏話もあります。

ネット証券では投資相談は受けていませんし、担当者もつきません。その代わり格安の手数料で株式投資の環境を提供しています。アナリストによる相場情報や市況ニュースなどはすべてWEB上での提供になります。アラートを設定すれば、気になる株価が希望の値段に近づいたときにメールで知らせてくれます。

わからないことなどがあった場合には、コールセンターに電話したり、メールで問い合わせたり、Q&Aを見ることになります。

店舗型とネット、どちらにする?

自分自身で資産運用の計画を組み立てていく、自分のペースで取引をしていく、頻繁に売買をして小さな利幅をとっていく、という方はネット証券で十分だと思います。
高めの手数料を払ってもサポートがほしいという方は、慣れてきてからネット証券に移行するのもよいと思います。

悩んでいる方は、以下に店舗証券とネット証券の違いをまとめてみましたので参考にしてください。

▼店舗証券とネット証券の違い

ネット証券 店舗証券
即日口座開設 × 3~10日程度 本人確認書類、振込先口座、認印を持参すれば可
口座管理料 無料 有料
売買手数料 取引手数料は店舗型証券の1/10程度 各社様々だが、ネット証券より高い
担当者の有無 ×
取引の相談 × 取引の概要は案内するが、取引の相談には応じない。自分自身の判断で行う ライフプランの実現に向けた資産管理・運用設計の提案、相続や事業承継にかんする相談も可
電話営業 × メールによる情報配信程度 電話や訪問による営業がある
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